馴れ初め話

【馴れ初め まとめ 】空手道場で、同年代の人がいなかったので、嫁と組んでは稽古していたのだが・・・

 

空手道場で、同年代の人がいなかったので、嫁と組んでは稽古していたのだが・・・

 

 

 

俺は小さい時から通っていた

空手道場の師範の娘と結婚した


5歳から通いはじめ、

俺と同年代の人がいなかったので

同い年の嫁と組んでは稽古していた


この頃は女子の方が

体が大きいので嫁は強く

俺はよく負かされては泣いていた


師範からは「負けなさい、

強い人は勝った数の何十倍も

負けてるんだよ」と言われては

励まされていた


徐々に勝てるように

なってきたのが10歳頃


この頃から泣くのが

俺から嫁になってきた


俺も嫁もド級の負けず嫌い、

ヘッドギアをしているとはいえ

毎回傷を作るくらい

ボッコボコに殴り合った


中学に入ってから、

男女差が顕著に出はじめ

組んでも練習にならなくなってきたので

最後のスパーリングで

お互い何かを賭けて勝負した


その賭けがお互い好きな人に

告白するという

今考えれば馬鹿げた内容だったが

そんな恥をさらすわけには

いかないと全力での殴り合い


結果は嫁お得意の

ハイキックで俺がダウンして

立ち上がれず俺の負け


嫁は「じゃ、誰が好きなのか

告白しなさい。

後で本人にも言ってよね」と

問い詰める





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俺はグルグル揺れる頭の中で

「お前だよ」と言いたいが

恥ずかしくて言えない


嫁の「本当に誰よぉ、

好きな人くらいいるんでしょ?」

と追い撃ちをかける


意を決して俺は

「分かったよ、言えばいいんだろ。

お前だよ」と言った


一気に固まる嫁、

何秒かして一気に顔が

真っ赤になって

嫁は「はぁぁぁぁ!?あたし!?いや、

ちょっ…まっ…、あぅ…///」と

しおらしくなる


今度は俺が追い撃ちを

かけるように「好きなのはお前だよ、

嫁子だよ。いつから好きになったかは

分からないけどな」と言い切った


嫁はしおらしくなったまま

無言状態、

明らかにテンパっていた


俺は「小さい頃から稽古で

殴り合ってさ、空手選手の嫁は

十分知ってるけど、

いつからか女の子としての嫁も

知りたくなったんだ」


頭のダメージが回復してきたので

改めて嫁を好きになった

内容を話すと


嫁は「…、こんな傷だらけの

あたしでいいの?

学校には可愛い子

いっぱいいるじゃん、○○さんとか」


恥ずかしさを精一杯隠しながら

喋る嫁は本当に可愛いかった


ここまでくると気持ちが

抑えられなくなって


「いいよ、傷なんてすぐ治るし、

俺はそんな嫁を好きに

なっちゃったんだし」

もう脳が直接喋ってる状態な俺、

次から次へと嫁に対する

想いが湧いて出てくる


そんな俺を見て嫁は

冷静を装いながら

「い…いいわよ、ちゃんと

告白したんだし付き合ってあげる。

まぁ、あんたの嫌いな所見つけて

さっさと別れてやるけどね」


負けず嫌いな嫁の精一杯な

負け惜しみじみた返事


ガキながら本心じゃないのは

すぐ分かった


試合で負けると泣いて

負け惜しみを言う嫁


泣いてないだけで明らかに

その時と同じ状態だった


この日を境に休みの日は

デートに行ったり

するようになったのだが

嫁は嬉しそうにベタベタと

くっついて離れない


中学の時はそれでよかったのだが

高校・大学になっても

デートでは飽きもせず

ベタベタとくっついて離れない


ある日、嫁に「俺の嫌いな所

見っけて別れるんじゃ無かったっけ?」

と意地悪く問い掛けたら


嫁は思い出したのか

顔を真っ赤にして

「嫌いな所はあるけど、

それ以上に好きな所があって

別れらんないの!私の誤算よ、誤算!」


認めたくないのか素直に

好きと言ってくれない嫁だが


ツンデレが好きな俺には

これ以上にないくらい可愛かった


その後、婚姻届は大学の

卒業式を終えた帰りに出しに行った


結婚して3年経った今、

俺は双子を含む3児の父親になって

毎日が大変だ


予定としては

あと二人は欲しいと思う

俺はこれで終わり

 

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