馴れ初め話

【馴れ初め 長編】美人嫁に振られたら気まずいからとヘタレな俺は・・・

 

美人嫁に振られたら気まずいからとヘタレな俺は・・・

 

 

 

 

嫁との出会いは小学生の頃。

入学してすぐに好きになり、

6年間片思いしてた。


でも小学生の頃の俺はヘタレで、

想いを告げられなかった。

 

・最近妻(旦那)の様子がおかしい…
・コソコソ隠れてスマホを触る…

もしかして誰かと…

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田舎の学校だったから

クラスも少人数の

一クラスしかないから

振られたら気まずいし。


中学は周りの小学校と

合流する持ち上がりで、

やっぱり好きだったけど、

俺は虐められるようになって

最悪の3年間を過ごした。





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2クラスしかないけど

嫁とはクラスも違って

話をすることもなかった。


高校は俺は進学校。

嫁はふつうの公立で別々になった。


高校ではイジメもなく

3年間平和に過ごしたけど、

中学校でイジメられてた俺は

中学のクラスメイトと

連絡することもなかったので、

嫁が高校で何をしていたか

全く情報は入ってこなかった。



高校では俺も普通に彼女が出来た。

大学に進学して20歳のとき、

成人式で地元に帰った。


 

 

田舎で人数が少ないから、

成人式はそのまま同窓会になる。


このときも俺は彼女がいたけど、

正直、嫁への想いが

燻ってて自然と嫁を探してた。


初恋だったし、

思い出は美化されるからね。


伝えられなかった想いというものは

結構強い未練になるのかもしれない。


でも話かけられなかった。

大人になって

少し落ち着いた比較的仲のいい

クラスメイトと話をするだけで、

嫁のことは遠目に見ているだけだった。


でもチラチラ目があっていた……

気がする……。



24歳になり、俺は

当時付き合っていた元嫁と結婚した。

26歳のとき息子もひとり生まれた。



ところが、息子が生まれると

元嫁は豹変してしまった。

ヒステリックになり、

イライラを子供にぶつけて

怒鳴るようになった。


日を追うごとに家の壁に

穴が増えていった。


「俺がしっかりしていなかった」と

批判が来るだろうから

弁解させてもらうが、

元嫁が妊娠してから

家事は全て俺がしていた。


料理、皿洗い、掃除、洗濯、

買い出し、全て。


仕事は25歳のときに

企業していて、

家からネット経由で

指示を出すだけでうまく回ったから、


家事をこなしながら仕事をするのは

難なく出来た。


いろいろな本や知人の

アドバイスを受け、

嫁の愚痴も反論せず

聞くようにしたり、

息子を実家に預けて

俺とふたりの時間を作ったり、

ゆっくり休める環境を

作ったりもした。


それでも、ダメだった。

その頃には俺の嫁への

愛情も無くなっていた。



俺が27歳、息子が1歳になる少し前、

元嫁の両親を含めた

話し合いが持たれて

離婚することに。


元嫁の状態を詳細にメモして

嫁両親に報告してたし、

知人へも相談していたので

親権は俺が取った。


仕事しながらの育児も

問題ないということも大きかった。


慰謝料はお互い無し

ということでまとまった。


俺が30歳、息子3歳のとき、

ゴールデンウィークを使って帰省した。


俺が通っていた小学校は

少子化で既に廃校になっていた。


校舎や体育館は

何かのイベントに使用されたり、

遊具のある校庭は公園として

使用されているらしい。


俺は息子と散歩がてら

小学校へで遊ぶことにして、

そこでしばらく遊んでいると、

女の子を連れたお母さんがやってきた。


嫁だった。


ひと目みてすぐ分かった。


「久しぶり~」なんて言いながら

子どもたちの紹介をして、

一緒に仲良く砂場で

遊んでいるのを眺めながら

嫁と話しをした。


嫁の娘は2歳だった。


確か聞いた話では嫁は

結婚して東京に住んでいるはずだから、

帰省してるのかなと

思っていた。


今何をしてるだとか、

どこに住んでるだかの話をして、

そうなると話題を

避けられるはずもなく、

俺が離婚した話になった。


すると、なんと嫁も離婚したのだと

聞かされた。

原因は夫の浮気(かなり酷い)だった。


「お互い大変だね」と話しながら、

懐かしの小学校で

思い出話にも華が咲いた。


嫁は離婚後は実家に帰っていて、

実家の支援と慰謝料・養育費で

なんとかやってるらしい。


子どもたちが一通り遊んで

日も暮れてきて、お互い家に帰った。


その日は嫁の顔が頭から

離れなくて眠れなかった。


嫁と結婚して浮気してた嫁の

元夫にひどくムカついて吐き気がした。


俺は、嫁とまた会いたくて

ドキドキしてどんどん気持ちが

高まっていくのを感じていた。


実家から帰る日、

また小学校へ遊びに行った。


そこでは嫁と娘さんが

既に遊んでいた。


また子どもたちを遊ばせながら、

ふたりで話をした。


自分の鼓動が聴こえるくらい

ドキドキしながら、

折を見て「実は、小学校の頃、

嫁のこと好きだったんだ」と言ってみた。


嫁はびっくりして顔を真赤にしながら
も、「知ってた」と言った。



えっ、マジで。

と思いながら固まっていると

嫁が続けた。

「実は、私も好きだった。

でも小学生の頃は私も子供だったし、

そういうのよく分からなくて、


中学に入ってすぐに別の人に

告白されて、

それもいいかなって

付き合ってしまったから、


俺君と付き合う選択肢が

なんとなく無くなっちゃった。

それきり疎遠だったしね」


なんか色々ショックだったが、

納得もした。

恋愛ってタイミングだなと

つくづく思う。


なんとなくいい雰囲気に

なった気がしたけど、

子どもたちの前だし、

グイグイ行くのは躊躇われた。


それで、連絡先を交換して、

「うちの子供たちも仲良くなったし、

また今度遊ぼう」と言って

その場は別れた。


でもたぶんその日は

家に帰って寝るまで

ずっとニヤニヤしてたかもしれない。


俺の住まいは田舎から

それほど離れていないから、

実家に住んでる嫁たちと会うのは

それ程難しくなかった。


月2回くらい、嫁を誘って

休日に大きい公園とか、

アミューズメントパーク

みたいなところに遊びに行った。


息子に「また娘ちゃんと遊びたい」を

仕込んで会うための口実に

していたのは内緒。


夏が終わる頃、

嫁が「そろそろ働こうと思っている」と

切り出した。


「娘を育てるのに元夫からの

養育費だけをあてにしていられないし、

幼稚園に入れる年齢にもなるから」と

いうことだった。


なるほど、と思いながら、

頭の中で考えていたことが口をついた。


俺「もしよかったら、

俺を娘の父親にして欲しい。

それで、嫁に息子の母親に

なって欲しい」

嫁「……」


俺「まだ、好きなんだ。

ずっと好きだった。」

嫁「……」

俺「実はちょうど俺の会社に

動きがあって、

息子の幼稚園も延長保育しないと

回らなくなりなんだ。


だからもし嫁と再婚して

息子も一緒に見てくれれば

とても助かるし、

俺の収入で子供たちと嫁を

十分養えるし、

なんならもっと子供作っても大丈夫」


嫁「……ありがとう……少し考えさせて
欲しい」

だいたいこんな感じのことを言ったと思
う。


2週間後、子どもたちを

預けてふたりだけで

会う予定になった。


当初は店で会う予定だったけど、

当日、嫁の娘が「一緒にいく!!」と

グズったため、


結局子供たち同席となり、

落ち着いて話をするために

お馴染みの小学校で

子どもたちを遊ばせながら

話をすることになった。


(親が子どもたちを預かってくれる

と言ってくれたが辞退した)


細かい会話を全く

覚えていないんだけど、

嫁も色々現実的に

考えてくれたらしく

了承してくれた。


覚えていない理由は、

娘が突然こっちに

走ってきてこう言ったせいだ。


娘「息子くんのパパは、

娘ちゃんのパパになるんでしょ?

ママは?息子くんのママになるの?」


子供にそう言われたら

なんか現実味が湧いたというか、


ビックリして頭が真っ白になってしまった。


嫁が「そうだよ~」と答えて、

娘は口に手を当てて

「うふふふ~」と笑った。


息子はよく分かっていないようだった。

やっぱり小さい子供だと

女の子のほうがマセてるというか、

しっかりしてるよね。


それから日を改めて

お互い親に挨拶を済ませ、

翌年娘が幼稚園に入ることを考えて、

苗字も変わるし、

それまでに籍を入れなければと

奔走した。


考えたら籍だけ入れて、

後から引っ越しとかすれば

良かったんだけど、

なんとなく家族一緒になってから

入れることしか考えてなくて、

ギリギリのタイミングで

翌年の2月頭になってしまった。


これでも十分早かったと思うけどね。


一緒になる前に

子どもたちのために何度か

お泊りしたり、

いろいろ大変だけど楽しかった。


嫁とふたりきりで会うことは

籍を入れるまでに2回しかなかったな。

その後は幸せにやっている。

ふたりの間に新しい子供も出来たし。

嫁は俺が家事を助けてくれることを

喜んでるし、

俺は嫁から優しい母親の姿を

見せてもらって、

すっかり涙腺が

ゆるくなってしまった。

 

 

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