2000年の12月17日、今みたいにネットで知り合って、人と会うことが普通ではなかった頃のこと。
2000年の12月17日、今みたいにネットで知り合って、
人と会うことが普通ではなかった頃のこと。
それまで、「ネットで会う人=現実には相手にされない人」という
イメージがあり、そういうような女性を10人くらいと会ったが、
やはり、こちらからメールをしなくなったのが多々あった。
そんな中、プロバイダーの機能の中に「プロフィール検索」という性別や
年代などを検索できるサービスがあった。
続きいる?
自分の理想の相手の年代、
住んでいる所などを入力すると300人くらい該当した。
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とりあえず、最初の3人に簡易メール(オンラインしていたら話せたりするもの)
を送信したら、
最初の子から返信がきた。
「こんにちは」とか「仕事は?」とか
当たり障りのない会話をし、その日は終了。
そんな会話を2,3日して、こちらから「電話で話してみませんか?」
と聞いてみた。今まで、10人くらいネットを通じて会ったのだが、
電話で話せたら、
みんな会うことができたから。
彼女の住んでる最寄りの駅に迎えに行き、
彼女をロータリーで待っていた。
改札から出てくるのをじっと待ち、「この子がいいな」とか「この子だったら、
すぐ帰ろう」とか、吟味していた。
すると、そこそこかわいい子が出てきて、
誰かを探しているような素振りをしていた。
そして、自分の携帯が鳴った。
自分の車の特徴を言い、
彼女が車に乗り込んだ。
ルイ・ヴィトンのバッグを持ち、
ロングブーツを履いている彼女を見て、
自分には釣り合わないと思った。
ルイ・ヴィトンの偽物の財布を喜んで使っていたし、
特にイケメンでもなかったし、。
近くのびっくりドンキーに行き、他愛のない話をし、
彼女の家のマンションまで、
送り、その日は別れた。
帰りの車の中で、1人で考えた。
いつも人見知りする自分がけっこう話せたし、
フィーリングも合う。
このままいけば、恋人にはなれなくても、
仲のいい友達にはなれると思った。
でも、いつか彼女にしたいと思って、告白した時に、
「好きな人がいる」と言われ、
もっと早く告白すればよかったと後悔するなら、
次に会ったら、告白しようと思った。
次の日、彼女に会い、軽く「付き合って」と言った。
マジメに言って、引かれるのが
怖かったから、軽い感じで言ってみた。
すると、彼女は特に好きな人もいないみたいで、
彼氏というポジションではなく、
彼氏にいちばん近い人というポジションのようだった。
(後日、聞いてみると「すごい好き」というわけではなかったらしい)
毎日、彼女の住む1人暮らしの部屋に行ったり、
彼女が働いていたデパートへ迎えに行ったりしていた。
特にケンカもなく毎日のように会っていた。
半年くらい経った頃、彼女と同棲を始めた。
自分はそれまでバイトだったが、トラック運転手として、
昼夜逆転の生活が始まり、彼女は普通のOLだったため、
すれ違いの生活をするようになっていった。
彼女が休みの日は、トラックに乗せて走ったりしていた。
いつか忘れたが、彼女の過去が気になり、
いろいろ問いただしたりした。
彼女は触れて欲しくないとこだったらしく、険悪になった。
そして、彼女の前の結婚について彼女の母と話すことに。
若かったことや性格的なことなどいろいろ聞いた。
「今度は自分が幸せにしよう」と思い、
彼女に「元ダンナや元彼などより、
幸せにする自信がある」と言った。
確たる自信はなかったが、自分が相手に対して思いやりと
家事育児に参加する気持ちを持っていれば、
うまくいくと思っていた。
知り合ってから2年が経った頃、
彼女が扶養に入れば、配偶者控除とか
そんなようなものが受けられるということがわかり、
7年前の昨日結婚した。
その後、自分の家業を継ぎ、家を買い、1男1女に恵まれた。
料理はあまりできないが、それ以外の家事が一通り、
彼女と同等かそれ以上できる。
付き合ってた頃は、手伝ってあげたいという気持ちだったが、
今は文句を言われないように
「やってやる」という気持ちが芽生え、
家事、育児ができるようになった。
20年以上実家で暮らし、
自分の洗濯物も洗ったことない自分だったが、
彼女と出会い、いろんな意味で感謝してる。
あの時、「付き合って」と言っておいてよかったと、
結婚7年
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