馴れ初め話

【馴れ初め 感動】俺が高収入だが鬱病・過労死上等という業界で働いていた頃・・・

 

俺が高収入だが鬱病・過労死上等という業界で働いていた頃・・・

 

 

 

 

 

俺が高収入だが鬱病・過労死上等という業界
(勝手に想像してくれ)で働いていた頃の話。


27歳だったから5年目か。

関連会社へ新卒で入ってきた嫁に、
同じ大学という縁で声をかけて付き合い始めた。


激務もいいとこだったから、会うのは月に1~2度のスローペース。

メールと電話がなきゃ、さっさと破綻してる。


手をつないで歩くまではいったが、そこから先には全然進まなかった。


俺は「俺からほれたのに気持ちが燃えんなあ。

こいつのことホントに好きなのかな」と萎えた気持ちで、
嫁はといえば「がっついてない俺さんってオトナ。





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落ち着いた感じで素敵」と、両者に齟齬のあるまま、
一応、付き合ってはいた。


事実は、俺が過労からくる欝状態で恋愛の気力やら性欲やらが失せていたと後に判明。

俺も嫁もバカスw


やがて俺が過労と欝で倒れ、入院した。


1ヶ月も寝てたから大事といえば大事だった。

会社も自己都合退職(事実上のクビだな)。


嫁は俺の母親よりもこまめに見舞いにきて、
甲斐甲斐しく世話を焼いたが、ある日うっかり
「これからはもっと一緒に遊べるね」と口を滑らせた。


慰めようと思ったわけで、別に他意も悪意もないのだが。


ところが、会社を脱落した敗北感で頭がいっぱいだった俺は
怒ってしまい「それどころじゃねえ」ということを怒鳴って、
嫁を追い払った。


その時の俺にしてみれば「俺の気持ちも知らずに、無神経な」ってとこ。



めげない性格の嫁は、それからも俺に連絡を入れたり、

会いにきて追い払われたりしていたわけだが

俺が突然にある日、正気に戻ってしまい、
やってきた嫁に「お前には悪かった。仲直りに旅行に行こう」と誘った。


キスもしてないのに旅行は早いと思い直して、
「ごめん。デートに変更」といったのだが、
今度は嫁が「旅行にいく」と譲らん。



金はあったので、関西の温泉の馬鹿高い和風旅館に1週間お泊りした。


昼は観光(というより散歩だな)、夜は2人で寄り添って
夜景を口数少なに黙って見つめていた。

俺と嫁にしてはなかなか劇的。


ちなみに同じ部屋で寝泊りしていたというのに、

寄り添った以上のことは何も起こらないままだった。



温泉のおかげで人生が前向きに考えられるようになり(安い人生だなw)、
1週間一緒に過ごして、嫁がかけがえのないものに思えた。


そこで俺はかたく決心した。

「この旅行は2人の思い出として清いままで終わろう。

東京に帰ったら、仕事を探して、そうしたらもう一度
生まれ変わったつもりで嫁と付き合おう」


といいつつ、辛抱たまらず、

最終日の夜に唇奪って、一気に押し倒した。


経験ありに決まってると思い込んで手荒にあつかったのだが、
処女だったのでキモを潰した。


旅館を出る日の朝に、

「すまんかった。好きでたまらなくなったんでああいうことを。結婚してくれ」
と頼み込み、あっさり了解してもらった。


順番がむちゃくちゃになったが、

人生は計画通りにはいかん。



もう8年近く前の話だから、

おかげさまで今は全然別の業界で真面目にやってるよ。


欝と書いたけど、「鬱病」までいかず

「欝状態」で踏みとどまってたから、


持ち直してからの社会復帰はあまり苦労しなかった。

 

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