馴れ初め話

【馴れ初め 感動 長編】嫁とは、ある日サイトの掲示板に、ちょっと控えめな感じの女子が・・・

 

嫁とは、ある日サイトの掲示板に、ちょっと控えめな感じの女子が・・・

 

 

 

 

当時趣味系の携帯サイトが

流行ってた頃、管理人をしていた

隣の県の奴と仲良くなった。


ある日そのサイトの掲示板に、

ちょっと控えめな感じの女子が現れた。


管理人の文章の端々から、

「2人しか知らない何か」を

毎回匂わせていたので、

彼女なんだろうなと思っていた。


最初は人見知りをするように

書き込みをしていた彼女も、

掲示板で会話を交わすようになり

徐々に俺に心を開いてくれた。




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彼女とやりとりをするのが楽しくて

たまらない。

いつの間にか見た事もない相手を

好きになっていた。


それでもその場所は彼女の彼が

眼を光らせている掲示板。


もちろん下心など皆無で趣味や

雑談で話を弾ませた。

それで充分だった。


当時俺にも彼女はいたが、

「試しに付き合おう」と押されて

付き合いだしたのに

周りには「私が猛アタックされちゃって」と

話してるのを知り、疲れきっていた。



そんななか俺の彼女

(趣味は一緒なのでサイトも知っている)に

「あの子、気に入ってるんでしょ?

でも管理人の彼女だからね!」と

言われ、イラッとする。


「お前に言われなくても解ってる。

でも彼女が幸せならそれでいい。」

心の中でそう思った。


それからすぐ、サイトでオフ会を

開くことになった。


彼女はもちろん管理人と一緒に電車で
集合場所に。


俺は近場だったからタクシーで彼女と向
かった。


彼女が「2人一緒だと何か言われちゃう
から☆ミ」的な事を言い出して、


イラッとしつつも目的地近くからは

別に向かった。


遠目から集まっているメンバーを

観察してみる。

数名は顔見知り。

管理人発見…てことは、

その隣のロングヘアーは…こっち向
け!!


と願った瞬間、彼女が振り返った。


初めてその姿を目にした。


漫画じゃないが、マジで心臓に

矢が刺さった。

撃ち抜かれた。


特別美人でもなく、

可愛くもなく、スタイルいいわけでもな
く。

それでもドンピシャだった。


なんていうか、こんなだったらいいな、

という理想がそこにいた。


とにかく何食わぬ顔で合流し、

みんな自己紹介を済ませて

飯を食いに行った。


本物との会話も楽しい。


しかし、やはり管理人に向ける

笑顔はちょっと違う。


隣で俺の彼女が

「やっぱり付き合ってるよ、アレは」と

宣う。うるさい。

んなの解っとるわ。


食事後に一行はゲーセンに向かう。


初めて来た街の見知らぬゲーセンで、

管理人は彼女をほっといて

ゲームに夢中になりだした。


他のメンバーもゲームを始め、

彼女は少し狼狽えながらも

よく掲示板で会話に出てくる

ゲームに並んだ。


心細そうにキョロキョロする彼女が

気になり、俺もその後ろに

並ぶとこちらを振り返って

ホッとしたように微笑んだ。


大した会話はないけど、

俺には充分だった。


その後も一人でガンシューティング系に

挑むも即死にする彼女を

微笑ましく見守って、

あまりに下手なのでみかねて

2人プレイを申し出たりしてみた。


管理人も俺の彼女とその他と

はしゃいでいたから、

あえて気にしないでゲームを楽しんだ。


オフ会は無事に終わった。


しかし数日後管理人はサイトを少し休も
うかなと言い出した。


唯一の彼女との会話の場が

なくなるのが辛かったが、

仕方ないかなと思った。


少しして管理人から相談事の

メールが届いた。

その内容に俺は驚いた。



「彼女と元カノ、どっちを選べばいいか」

管理人はそんな相談を投げてきた。


どうやら付き合い出しも

二股だったのを彼女に隠していて

モメて、その時は彼女を選んだのに、

また元カノから連絡が来て

揺らいでいるという。


心の中で怒り狂ったが、耐えた。


「それは今、自分が心から必要だと

思える方を選んだ方がいいよ。」


「そうか…じゃあやっぱり俺は彼女を選ぶ
よ。」


それを最後に管理人から

メールはこなくなった。

サイトは閉鎖してしまい、

俺はいい加減疲れきっていたので

彼女と別れた。



「身体目当てだったのね!」と罵られた。

手を出してもいないのに。

別れて正解だと思った。


それから二週間くらい経って、

見知らぬアドレスからメールが届いた。


彼女からだった。

「管理人と別れました。

何か聞いていますか?」


一体何が起きてるのか解らなかった。


「何も聞いてない!どういうこと?」

すぐに返信すると、

彼女は管理人にフラれたことや

いきさつ、たまたま画面メモ

してあった掲示板の一部に、

俺のアドレス変更お知らせの

書き込みがあったことを

少しづつ教えてくれた。


フラれかたも酷いものだった。

彼女は一方的に傷つけられて、

あまりにショックで

一週間食事も摂れなかったらしい。


俺の聞いてる話と違うと、

相談されたことを話してあげると、

なんだか納得する部分も

あったらしく、

「ありがとう、ちょっと元気出た。」と

言ってくれた。



そこからメールをやり取りするようになっ
た。


彼女に「あんまり優しい事言われると

勘違いしてしまうので

やめてくださいね」

と言われて、


「勘違いも何もないですよ。」と

返すと

「また人を好きになるの怖いんです。」

と言われた。



「休み平日なんだけど

会いに行っていい?直接話がしたい。」

と送ると、いいですよ、と返事が来た。



車で3時間かけて待ち合わせ場所に

向かうと、仕事を終えた彼女が来た。


髪は肩までになっていて、

前より少しやつれていた。


他愛もない雑談をして、

会話も途切れ途切れになった頃、

手を繋いだ。


泣きそうな顔をしていたので、

ギュッと握って

「俺は勘違いされたら嬉しいから。

大歓迎だから。」と言ったら

ボロボロ泣き出した。


「もう、勘違いしてる。よかった。」

と言われて嬉しくてそのまま

抱き締めた。


そこからはもう怒濤のラブラブに

なっていって、付き合い出して

半年後に結婚した。



半年の間に管理人から彼女

(というか嫁)に復縁依頼メールが

来たり、俺の元彼女が

「略奪された!!」とあることないこと

吹聴したりしたが、

こんな奴等でも居なかったら

嫁と出会えなかったんだと思うと

感慨深い。



ちなみに管理人は、元カノを取って嫁を
キープにしておきたかったらしい。


その為に、嫁を好きになってそうな

俺に釘を刺す意味で相談を

持ちかけたということのようだ。


そんな嫁もちょっとぽちゃったが

何だかんだ愛しい。


ちなみに7~8年くらい前の話だ。

魔法のi●んどとかの全盛期だな。

趣味はゲーム系とだけ言っておく。


当時の嫁は、地味な春菜まいだな。



管理人は付き合っている時から

「もし別れたらあっち(俺のこと)

行くんだろ」とか


「絶対お前に気がある」とか嫁を

責めてたらしい。

俺を責めるならともかく、

嫁にあたるのはお門違いってもんだ。


嫁は「あなたの目の届く場所で

しかやりとりしてないんだから

あっちにもそんな気がある訳ないでしょ!!


つーか別れる前提の話なんて

しないで!!」と泣きながら言い返してた
とか。



俺の元カノは性格的にありえなかった。

自分は管理人やらなんやらと

直メしてるくせに

「掲示板であの子と絡むのやめて!!」

とか言い出したり。


勝手に俺の親に

「結婚考えてるんです~」とか言ったり。


結婚してからも管理人は色々あったが
今は幸せだ。


ありがとう。


結婚なんてきっと一生しないと思ってい
たが、

嫁と付き合いだしたら今すぐ

結婚したいとばかり思うようになったよ。

こういうもんなんだな。

 

 

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