馴れ初め話

【馴れ初め まとめ 幸せ】26のとき転勤で営業所が変わったんだが、そこが面白いところで半分が外国人・・・

 

26のとき転勤で営業所が変わったんだが、そこが面白いところで半分が外国人・・・ 

 

 

 

26のとき転勤で営業所が変わったんだが

そこが面白いところで、半分が外国人だった。(使用言語は日本語)


そこにいたのが嫁だった。
嫁は父親がアメリカ人で、母親が日本人。

日本語も英語もほぼネイティブ。

名前もファーストネームは英語でも日本語で通る
(例えばサラみたいな)

髪の毛がラテン系みたいにもじゃもじゃというか、
ちぢれてて、もっさもさなのが特徴。




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仕事しているといろんな人と関わるわけだけど、

嫁と話をするときは、なんていうか、気持よかった。


声がハキハキしてていつもニコニコしてるし、

すごいポジティブな思考の持ち主だったので、

エネルギーをもらうような感じでこっちまで
元気になった気がして楽しかった。


欧米の人ってのは少なからず日本人よりも
そういう気質の人が多いけど、

その中でも特に突出してたのが嫁だった。

愚痴なんか未だに一言も聞いたことがない。

そんなわけで、好きとかいうよりも、

尊敬できる同僚として嫁を見ていた。



ところがある日、男の外人同僚どもが休憩中に女同僚の
話をしているところに遭遇した。いわく、


A「あの子かわいいよね」

B「あの子いいよね、じゃあさ、嫁は?」

A「あーヤキソバね」

C「あれ元気すぎてエネルギー吸い取られない?」

D「あー俺もヤキソバは無理だわ」


ヤキソバとは嫁のもじゃもじゃな髪の毛を指しての隠語である。

嫁を影でヤキソバと呼んでる連中がいるのは俺も知ってた。


いつもは軽い冗談として流してたけど、
この日はなんだかイラっときた。

こいつら、一緒に仕事していて嫁の何を見てるのかと。


お前らよりよっぽど嫁のほうが人間できてるわ!!
と内心ムカムカしていた。


ここで同僚たちを一喝!それを嫁が偶然聞いていて
「抱いて!」とかこういう馴れ初め話ならありそうだけど、

俺の場合はそんなことはなく、とくに声にも表情にも出さず
ただ内心イラっとしていただけのヘタレだった。


イライラしたまま午後の仕事になったが、

偶然に嫁と調整する項目があったので、

会議室を使ってふたりだけで打ち合わせをした。


改めて嫁は素晴らしい人間だなっと思いながら
打ち合わせしてたら、

なんだか嫁が同僚たちに馬鹿にされてるのが
可哀想になってきてしまって、

「俺は嫁のこと心から認めてるからな」と言いたい衝動に駆られた。



それで、今晩暇なら一緒に食事に行かないか?と言ってみた。

嫁は特に警戒とかもなく、おーいいね、
行こう行こう!っていつもの雰囲気のまま承諾。



 

 

このときは特に男女の仲を意識していなかったので、

メキシコ料理の店でタコスと
エンチラーダを食べるという色気のないものだったw

でも嫁と食べる食事は美味かった。


気を使わないし、明るくて楽しいし、
こんなに楽しいと思った食事は初めてだった。


食べながら、あっちにも美味しい店がある、
こっちにも美味しい店があるという話になり、

じゃあまた一緒に食事に行こうと言ってその日はおしまい。


俺は半分社交辞令だったけど、
翌週に嫁が「いつ行く?」っと来たので、

じゃあ行きましょうとすぐ承諾。

毎週一緒に食事に行く流れが出来てしまった。


するとこれを面白いと捉えた同僚たちが
「え、俺さん嫁と付き合ってるの!?」と茶化しにやってくるんだ。


さすがにそういう状態の俺の前で嫁をヤキソバとは言わなかったが、
内心であざ笑ってるのが透けて見えてたので俺も流石に言ってやった。


俺「なんだ羨ましいか?そうだろうな、お前ら焼きそば好きだもんな」

(注:日本に来たアメリカ人はかなりの確率で
ソース焼きそばが好きというネタを絡めた皮肉)

これを聞いて同僚たちもヤバっっという顔になり、

「そうそう、焼きそば最高だからね!」とサムズアップして去っていった。

これ以降嫁をヤキソバと言う声は聞こえなくなった。


さて、嫁と付き合ってるなんて噂がたつと俺も意識するわけだ。

漠然と嫁との関係の今後を考えるようになった。


ちなみに嫁の耳にも入ってたらしいが、
嫁の性格的に「違うよ~ハハハ」という状態だった


進展があったのはそれからすぐ。

ふたりで焼き鳥を食べていたときだった。


嫁が父親の話したんだが
「ダディーが家でアニメばっかり見てて~」という内容だった。

俺もアニメ結構見るよと言うと、

「じゃあきっとダディと気が合うよ。今度おいでよ」と。


嫁には社交辞令という言葉はないので、翌週本当に誘われてしまった。
しかも父親に俺の話をしたらしく、ぜひ来てもらいなさいということだったらしい。
で、次の休日に嫁の家でアメリカンBBQですよ。

着いて早々にダンディーなダディがやってきて熱い抱擁を受ける。


体190cmくらいあって超でかい。

そしてムッキムキ。潰されるかと思った。


焼きながら食べながら、
早速と父親がアニメの話を振ってきたんだが、

父親は「攻殻機動隊」のコアなファンとのこと。

実は俺もこの作品の大ファンだった。

TV版が好きとか、音楽が最高とか、

某映画の元ネタなんだよね、とか大盛り上がりして

終盤は肩くんで大笑いしながらビール飲んでたw
父親とばっかり話してて嫁と全然話ししてないw


意外と長くなったな。

ちょっと続きは夜になりそう。



このBBQ、ゴールデンウィークの初日に行われたので、

連休明けまで嫁と会うことが無かったんだが、

1週間ほど経った連休明けに出勤すると、

デスクに着くなり嫁がやって来た。


どうしたんだと話を聞くとなんでも父親が興奮してて


・俺君は次はいつくるんだ

・俺君とは付き合ってるのか、結婚しないのか

・なんでもいいからまた連れて来なさい

というようなことをこの連休中に毎日言っていたらしい。

それで申し訳ないけどまた来て欲しいということだった。



嫁もこれには参ったようで、
早朝のオフィスで皆に聴こえるよく通る声でこう言うもんだから

囃し立てる声とピーピー指笛が鳴って
オフィスもお祭り騒ぎになった。


すると嫁、クルッと振り返るなり笑顔で

「Thanks!!Shut up guys!!♪」と言って沈静化、

しかし否定しないもんだから、

おかげで公認の中のようになってしまった。



まぁ嫁もまんざらでもなかったようで、

父親に「お前は結婚したくないのか」と言われ、

「なくはないけど……」みたいな曖昧な返しをしてたら
父親に「じゃあ結婚すればいいよ」と

背中を押されまくり、結局その気になっていったらしい。


そんなこんなで毎週嫁の家で食事をするようになったある日、父親の


父「で、君たち、いつ結婚するの?え?まだ付き合ってないの?」

父「何、嫁の気持ちをもてあそんでるの?(冗談で言ってる)」

父「日本人は奥手っていうけど、嫁母ちゃんはもっと情熱的だったよ?」

母「ちょっ、何言ってるの!?」

みたいな感じでハッパをかけられ、嫁もその気がありそうだったので

その場で告白、付き合うことになった。


嫁両親に見守られる中、

俺「嫁、いつも明るい嫁が好きだ。

一緒にいてとても楽しいし幸せなんだ。

俺でよければ付き合ってほしい」

嫁「はい。よろしくお願いします。」


父親は、「よし、じゃあ結婚はいつにする?」

「今日泊まってく?」なんて言ってたけど、

これはさすがに母親が諌めてお開きになった。



こんな感じで仕事終わりに食事したり、

休日にデートしたり嫁の家に呼ばれたりで過ごし、

1年後経つ頃には俺は嫁にベタぼれになっていた。


3ヶ月分は無理だったけどそこそこの指輪を買い、

いつもとは違うドレスコードのあるおしゃれなフレンチを予約して、
プロポーズした。


そうそう、嫁のヤキソバと呼ばれた髪だけど、

付き合うようになって知った事実がある。


風呂あがりなんかに髪が濡れた状態だと、
髪がまっすぐになるんだ。


ふだん縮れてるせいで、
まっすぐになると髪がめっちゃ長くて腰くらいまである。


さきのほうだけゆるくウェーブかかったみたいになってて
外国人女優みたいな感じになるんで、

風呂あがりの嫁はすごく美人で色っぽくなる。


俺と嫁の馴れ初めはこんな感じです。

質問とかあれば答えるよ。




積極的とだけ言っておく。


あー、そうだ、俺の両親に紹介した話とかしてなかった。
電話で紹介したい人がいるんだけど、って母親に話したら

母「何?結婚したいってこと?職場の人ってまさか外国人じゃないよね?」
俺「いやいや日本人だよ(国籍は)」

ってサプライズして実家に嫁連れて帰ったw

うちの実家はちょっと田舎で平屋の古風な和風建築な家で、

当然こんな家に住んでるうちの家族も外国人とは無縁な生活。

そこに思ってもみなかった嫁の登場に玄関で母( ゚д゚)ポカーン、

すぐに気を通して居間に通したけど、裏で母にチョップされた。


で、居間に座ってた父も入ってきた嫁を見て( ゚д゚)ポカーン。

ばあちゃんは大人しかったが、後で聞いた話では

「孫がえらいべっぴんさんの外人さん嫁にもらう」って
近所に騒いで回っていたらしい。


でも両親も驚いたのは最初だけで、

嫁もそれに対して特に気後れすることもなく、

和やかに紹介が終わりました。


 

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