馴れ初め話

【馴れ初め まとめ 幸せ】嫁と俺は転校が多かった。小学の時に一度告白。二度目の告白は30過ぎでした…

 

嫁と俺は転校が多かった。小学の時に一度告白。二度目の告白は30過ぎでした…

 

 

 

 

俺の親父は銀行員だった

嫁の親父も銀行員

違う銀行だけどね


俺が小学校2~3年にかけてある地方都
市にいた。




スポンサーリンク





 

 

俺のクラスに嫁が転校生でやってきた。


同じ境遇で母親同士が仲良くなった。


しかし、俺の親父が3年の二学期の途中
で転勤になった。


小学校3年生にして3度目の転校になっ
た。


嫁の一家とウチの一家で

寿司屋でお別れ会をやった。


嫁から手紙をもらった記憶はあるが

元気でねとか

そんなありきたりの内容だった

記憶しかない


新しい転校先で何を決意したか、

親父は一軒家を購入した。


そのせいか、以後転校はなくなった。


親父は単身赴任したけどね

運命はイタズラだ

なんと、五年生のある日、


あの寿司屋で俺に手紙を

渡してくれた子が俺のクラスに転校して
きた。


最初はなんか、事実が良く理解できな
かった。

その子のお母さんがびっくりして


 

 

教室で「あら、○○君じゃない?」と声を
あげた。

それから、俺とその子は夫婦とか

言われた。


気がつくと、俺も確かに彼女が嫌いでは
なかった。


初恋だった。


母親同士が仲が良いので、自然と話す機
会も多くなった。

俺は意を決した。


ラブレターを送った。

何を書いたかは覚えていない。


でも、返事は来た。

OKだった。


うれしかったなぁ~


別にOKもらったからと言って、つき合うわ
けではなかった。

まぁ、小学生だしね


手紙を交換したりしただけで、俺は幸せ
だった。


真剣に結婚したいと思っていた。

プロポーズもした。


手紙で・・・手紙ってのが良いよな~純粋




彼女の返事は大人になったら返事をする
だったと思う。

早く大人になりたかった。



しかし、運命はやっぱりイタズラだ

6年生のある日、彼女がこう告白した。


お父さんがまた転勤になる・・・と


俺は6年生の頭脳でなんとか転勤阻止の
方法は無いか考えた。


銀行をつぶす方法は無いか?とか


自分の親父にどうやったら銀行をつぶせ
るか質問した。


親父の答えはつぶれないだった。


どうしようもなかった。



6年生のクリスマスイブに彼女は転校して
いった。


クリスマスなんか大嫌いだと初めて思っ
た。


そんな俺も中学生になり、高校生になっ
た。


彼女の記憶は頭の片すみにはあった。



俺は高校でラグビーを始めて、大学でも
続けた。


20歳になったある日、チームの遠征であ
る地方都市に行った。


あの彼女が引っ越していった先だった。


自由時間に彼女から

何回か来た手紙の住所を

頼りに家を探した。


なんと、彼女の家がそこにあった。


びっくりしたぁ~どうしようと思った。


さわやかにどうもとピンポンを

押すかどうか迷っているうちに

押していた。


なんて言うんだよとか思っているとお母さ
んが出てきた。


事情を話すと、またびっくりされた。


しかし、懐かしいと歓迎してくれた。


彼女は当時は地元の短大を卒業し、

地元の会社に勤めていると言っていた。


もう少しで帰ってくるから、待っていれば
と言われ、そのまま待った。


彼女が帰ってきた。


昔の面影そのままだった


また、惚れてしまった・・・


あまり話しもせず、試合の日時と

場所だけ伝えてホテルに帰った。


試合にはなんと彼女の家族総出で

やって来た。


俺はベンチスタートだったが、

後半から出場できた。



その帰りに彼女と再会を約束した。


しかし、再会を約束したにも関わらず、

彼女からは電話もなく、手紙も無かった。


そうやって、一年近くが経った。


彼女から手紙が来た。


内容は今までの非礼を詫びると同時に

結婚を約束した人がいると書いてあった。


あぁ、人生が終わったと思った。


それ以後、連絡をすることは無かった。


俺は普通に就職し、社会人になった。


ラグビーはクラブチームで続けた。



社会人に行きたいと思ったこともあった
が、監督に

暗にお前では通用しないといわれたの
で、あきらめた。

会社生活はそれなりに楽しかった。


会社の子ともつき合ったが

結婚までは行かなかった。


そんなある日、運命がまたイタズラする。


30歳のある日、小学校の同級生から

同窓会の誘いが来た。


別に断る理由もないので参加した。


仕事で遅れた俺は会場の居酒屋で倒れ
そうになった。


あの彼女がそこにいた。


とりあえず、勇気を持って普通に

話しかけた。


元気とかそんな感じだったと思う。


同窓会なる飲み会は実は

6年生の時に仲良くしていた

友達がいて、その子から連絡があったと。


当たり障りの無い話で終わろうとした時、

今度、会えないか?と聞かれた。


一瞬、何で?と思ったが、OKした。


携帯の番号を交換して別れた。


再会した彼女はまず謝ってきた。


昔はひどいことをしたと。

許してほしいと。


なんかそれだけでも胸のつかえが

取れた気がした。


その後、彼女はこう話し出した。


実は彼女はあの時、

結婚を約束したという人と

結婚していた。


しかし、子供が出来なかったため、

それが原因で離婚したと。


そんな話を聞いて、普通にしているのは

難しかったが、

まぁ、いろいろあるよねぇ~とか

言っていたと思う。


そんな身の上話をして、

別れようという時、なぜか、

俺は口走ってしまった。


つき合ってくださいと。


彼女は考えさせてほしいと言った。


数日後、電話でとりあえず

友達としてと、返事をもらった。


遠距離だったが、

二年の交際が続いたある日、

俺は意を決した。


子供の時の約束の大人になったら

返事をするという奴の返事を

もらおうと、結婚してほしいというと

彼女は、子供も出来ない体だし、

バツイチだよと、もっと若くて

初婚の人にしなよと言った。


誰と結婚したいか決めるのは

俺だと言うと彼女は人目もはばからず、

泣き出した。


そして、何があってももう

離れないからと言ってくれた。


こうやって結婚したんですが、

子供が出来ないといわれたので、

調子にのって、毎回中○ししていたら、

なんと結婚の翌年、

妊娠してしまいました。


あとで産婦人科の先生に聞いたら、

なんか、子宮までの入り口が狭くて、

妊娠しにくい体質だけど、

決して妊娠できない訳じゃないと。



初めて妊娠が分かってから、

嫁は毎日泣いてました。


今では2人の子持ちです。


長くてすいません。


 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


パソコンやスマホで「キュン死」続出!
本屋さんでは手に入りにくいマンガもいっぱい!
1度料金を支払って無期限で読める!

今大人気の電子書籍のサービス!!

→詳しくはこちらをクリック←



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪