馴れ初め話

【馴れ初め 感動する話】嫁はバイリンガル美女。飲んだ帰り我慢できなくなって強引にキス…

 

嫁はバイリンガル美女。飲んだ帰り我慢できなくなって強引にキス…

 

 

 

 

初めて会った時にコイツと結婚するんだ
と閃いた。


嫁は昔いた会社の元同僚。


バイリンガル美女なだけでなく礼法にも
通じ、

明るくて社交的、朝まで飲んでも

無遅刻無欠勤の超人的精神力、

実務も指導もずば抜けてて、

上司のおぼえもめでたく社内でも

目立つ存在だった。




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バイリンガルで仕事できるなんて

嫌味な女だと思ってたが、

それは俺の単なるコンプレックスで、

何回かの飲みで楽しくて

優しい女だと判明。


何より無意識レベルでの体臭が

心地よくて、ずっと隣にいたいと

思うように。


 

 

腋臭とかじゃなくて自然な女の匂いな。

そのあたりから、ちょっとでも

喋りたくて、毎日コーヒーや

チョコなんかをマメに貢ぐようにw


仕事できて頼もしいけど、

無理してるんじゃないかなあ、

楽させてやりたいなあと

思うようになり、

結婚前提に交際を申し込んだ。


それまでテキトーに生きてきて、

近付いてきた女とテキトーに

付き合ってテキトーに別れてを

繰り返してきたのに、嫁だけは

真剣に大事にしないといけないと

腹の奥底から使命感みたいなものが

湧いてきた。


返答は……冗談だと思われ、

笑い飛ばされて流されたorz


この時点で、嫁的に俺はその他大勢の

1人でしかなく、嫁に貢いでたのは

他にも数人いて、無邪気な嫁は

貢がれた食糧を

「〇〇さんがチョコくれたよー。食べ
よー」

と皆と分け合ってたことが判明。


有力なライバルは同じ営業部の先輩

(バツイチ)と、製造部の若い奴。


嫁は先輩のことは明らかに

嫌がってたが、若い奴とは

仲良くてよく喋ってたし

飲みに行ったりしてた。


嫁は広報部の課長で、

双方の部署と密な関係にあった。


焦り始めたある日、嫁を飲みに誘ったら

おk。

待ち合わせ場所に来た嫁、

「あれ?皆は?」とキョロキョロ。

今日は2人だけだよと言ったら

「ふーん、どこ行くの?」と驚きもなし。


誘われ慣れてるなーとちょっと嫉妬。


馴染みの店に連れてったら、

意外にも店長は嫁の知り合いだった。


縁があると思う反面、

誰と来たんだろうとモヤッ……。


嫁は箸の使い方が綺麗で

頼む料理もバランスが良く、

酒の選び方も通な感じで

かっこいい女だな~と改めて惚れる。


帰り際、我慢できなくなって

強引に抱き締めて例の不思議と

安らぐ匂いを堪能w


酔って力が入らなかったのか

抵抗もされなかったので、

そのままキスwww


で、改めて結婚前提に

交際を申し込んだ。


ちょっと悩んで、試験期間を設けるってこ
とで付き合うことに。


この時点で俺の

結婚ドリーム炸裂!!!


なんとかして結婚まで持ち込まなけれ
ば!とない頭で画策。


次のデートを取り付け、

車で迎えに行ってそのままラブホ直行!


今から思えば何てデリカシーのない奴だ
orz


戸惑う嫁を説得し、何とか部屋まで連
れ込み成功!押し倒して〇〇!

最高だった……。


益々惚れる。


弁当作ってくれたり、

スーツ選んでくれたり、

生活感漂うデートを繰り返し、

2ヶ月後に両親に結婚相手として紹介。


この時点で勝手に結婚式と

出席者を決めていた俺に、

最大の危機が。


嫁、実は旧家のお嬢様。

嫁両親が結婚はおろか

交際に大反対だというのだ。


一度挨拶に伺ったものの、

強面の嫁父と厳しそうな

嫁母にあしらわれる。


凹んでばかりもいられないので、

再度挑戦し再び玉砕。


きっと嫁に相応しい相手か

試されてるんだ!頑張れ俺!と

自分を奮い立たせ、

嫁に出来婚を申し出るがあっさり

断られた上に説教される。


そりゃそうだorz

しばらく付き合って慣れてきた頃、

嫁転職。


2人に若干の距離が……。

俺も横柄になってきてて

嫁を傷付けることを言ってしまい、

嫁もう別れようと告げて

泣きながら帰る。


一晩ものすごく反省して、

朝イチで嫁宅へ。

嫁両親びっくり。


当たり前だ。

アポなしで朝から押し掛けるなんて

非常識過ぎる。


なんとかしてこの情熱を伝えたくて

自分に酔ってた。

恥ずかしスwww


嫁両親の前で嫁を傷付けたと

頭を下げて謝罪し、

真剣に将来を考えてるので

改めて交際を認めてもらえるよう

深く深く頭を下げる。


嫁父はずっと無言だった。


嫁宅を辞したら嫁母が

追い掛けてきて、

「世間知らずでわがままな娘だけど


よろしくお願いします」と

頭を下げられ

恐縮しながら出勤。


この頃からよく嫁が俺宅に

泊まりに来るようになる。


嫁に化粧品やパジャマを

置いてくようすすめまくったら、

俺の寝室に嫁の物が増えていき、

いつでも嫁の匂いが漂うようにw

しばらくして俺も転職。


面接には嫁がバレンタインに

くれたネクタイを御守り代わりに

絞めて行った。


転職し給料も上がったとこで、

嫁に落ち着いたら結婚してくれと

三度目のプロポーズ。


晴れやかな顔でこちらこそと

言った嫁の笑顔は今でも宝物だ。


諸事情(俺妹の結婚や出産、

嫁父の病気)でバタバタして、

それから1年後に2人が出会った

職場近くの神社で結婚式を挙げた。


まだ新婚だが、出会った時の気持ちを

大切に嫁とまだ見ぬ家族と

穏やかに暮らして行きたい。

 

 

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