嫁とは小学校から知合いで女性として意識してなかったが、よく見るとかわいい、胸も出ているし…
高校に入学してすぐ隣のクラスのA子を
好きなった。
A子は小柄で明るくて美人だった。
俺はA子に告白をした。
しかしA子はとても性格がねじ曲がって
いた。
単に俺を振っただけではなく
取り巻き連中と一緒になって
「キモい男に告白された。
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身の程知らず過ぎ。
生きてて恥ずかしくないの?」とか
言いふらすようになった。
俺のクラスにも取り巻きがいたせいで
学校が嫌いになり、
そのうち不登校になった。
家で引きこもっていると、
道を挟んで向かいに住んでいる
B子がやってきた。
B子は俺の母親と仲が良く、
俺の様子を見に来たらしい。
ちなみにB子とは小1のころからの付き
合いで、
当時はいわゆる男女。
スカートはいてるのを見たことがなく、
大抵オーバーオールで
俺たち男と一緒になって
冒険ごっこなどに夢中だった。
しかし、小5のころからスカートをはくよ
うになって、
男子の遊べに混じることはなくなり、
その後俺は普通の公立中学校から
中ランクの公立高校、
嫁は中高一貫の高ランク
お嬢様女子校に進み、
近所でたまに挨拶する程度の
関係になった。
俺に状況を吐かせたB子は
「いい考えがあるから明日は絶対に
学校へ行くように」と言い残して
帰って行った。
親にも根回しされたようで
翌日強制的に追い出された。
仕方なく学校にいったけど
何もいいことは起こらず針のむしろ、
というかさらに酷いことを
言われながら1日が終わり、
ほぼ半泣きの状態で
帰宅しようとしていたとき、
校門前になんか人だかりが
出来ていた。
すると向こうの方から
「俺くーん。遅いぞー」と言いながら
手を振るB子の姿があった。
俺の学校とB子の学校じゃ
そもそもランクが違うので、
俺の学校前にB子がいるだけで
とても目立っていた。
そしてB子は俺と手を繋いで
「一緒に帰ろう」と歩き出した。
ここで俺はA子に言いふらされた
酷い話を別の女の子と
付き合っているという噂で
上書きする作戦だということを
理解した。
その作戦に乗ることにした俺は、
見せつけるようにして仲良く手を繋いで
帰った。
その後毎日B子が迎えに来たので
一緒に帰った。
一部では疑うヤツもいて後を付けられ
たけど、
俺の家まで来て母親にドアを
開けさせて挨拶することで、完全に疑
うヤツはいなくなった。
そして1ヶ月ぐらいすると俺が
お嬢学校の子と付き合っているという
噂は
完全に定着した。
それどころか変な噂がたった。
A子が俺を振ったというのは嘘で、
実は俺がA子を振ったけど
振られた腹いせにA子が
嘘の噂を流したということに
なっていた。
というのも学校のランクも容姿も
A子<B子なので、
B子と付き合っている俺がA子なんかに
振られる訳がないと言うのだ。
今考えるとアホな理論だが
高校生ぐらいの思考じゃそういうことに
なったらしい。
結局そっちの噂の方が大勢を占めて、
A子が俺を振ったという噂は
ほとんどデマ扱いされるようになった。
悪い噂が完全に無くなったころ、
帰りにB子には
「もう噂は消えたから大丈夫。
今後はB子に振られたことにするから
明日から来なくていいよ。
今までありがとう」って言った。
そうしたらB子は
「もう私はいらないのかー、
そっかそっかー」と言っていたけど、
突然黙って俺の方をじっと見た。
それまで俺にとってのB子は、
小学校の頃の男のような女でしかなく
て手を繋いだりして
一緒に帰ることも全然
恥ずかしく無かったんだけど、
その瞬間にいきなりB子が女に見えた。
それまで全然女性として
意識してなかったけど、
よくみるとかわいいし胸も出ているし、
いい匂いするし。
そう思うといきなり手に汗をかいてし
まった。
思わず手を離そうとすると、
B子が手をぎゅっと握ってきて
「ずっと好きだったんだよ」と言った。
いきなり顔が真っ赤になった俺は
「俺も・・・」って言うのが精一杯だった。
二人して顔真っ赤で帰ったために、
俺の母親に
「いけないことしちゃった?」って
言われてしまった。
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あとで聞いたことだけど、
小5の時に遊んでいたB子が
初めてアレになったときにおぶって
B子の家まで連れて帰ったことが
きっかけらしい。
そんなことあったのなんて
すっかり忘れてた。
普通に付き合って普通に結婚したけど、
嫁の方が給料が良くてずっと頭が上が
らない。
この力関係は一生変わらない
ような気がする。
二人して顔真っ赤で帰ったために、
俺の母親に
「いけないことしちゃった?」って
言われてしまった。
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