嫁とはシンポジウム会場へ向かう駅前で、初めて会った嫁にタクシー同乗を誘う…
某シンポジウムへ向かう途中の駅前で
嫁「すいません。○○会館というのはど
ういけばよろしいんでしょうか?」
俺「え? あ、某シンポに行かれるんで
すか?」
嫁「はい、そうです」
俺「わたしもそうなんです。タクシーで
ご一緒します?」
嫁「(一瞬ためらった後)あ、じゃあ、お
願いします」
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第一印象は「うわ、可愛い。学生かな」
タクシーの中では話しかけたかったが
変なやつに思われそうで
一言二言くらい。
やや気詰まり。
降りるときにタクシー代の割り方で少し
押し問答になったが、
「わたしが誘ったんだから」と押し切っ
て、俺が払う。
ペコペコお辞儀して、
知り合いらしい女性2人組のところへ
走っていく姿が可愛かった。
俺が見てると嫁含めた3人で
こっち見て何か喋っている。
気になってさらに見てると、
向こうの1人がふざけて
手を振ってきたので、こっちも
手を振ると3人ともやたら笑ってい
て恥ずかしかった。
シンポジウムでは部屋は別々だったが、
昼飯時にロビーにいると
「あ、いたいた」
「ちょっと! いた、って失礼でしょ(笑)」
と声がしてさっきの3人組が
寄ってきた。
嫁「さっきはありがとうございました。
よろしかったらご飯、一緒に食べません
か?」
若い女と食事ラッキーと
鼻の下を伸ばしてついていく俺。
食事の席での会話が賑やかに盛り上
がって、ますますいい気になる。
やはり学生(4年)だった。
こっちはとりあえず会社の名刺渡す。
食事代の払いでまた押し問答。
嫁「タクシー代いただいたんで、ここは
わたしが払います」
俺「(完全に見栄で)学生におごられる
わけにいかないですよ」
結局、俺が4人分払う。
夕方、またロビーで合流し、今度は4人
でタクシーに同乗。
嫁が頑張って、今度は割り勘の支払い。
数日後、3人の連名で
「お礼です」と菓子折りが会社に届き、
中に嫁の手書きの礼状が入っていた。
送り状の住所は嫁のものらしかったの
で、
そこにこっちも手紙で返信。
メアド教えると変なやつと思われそう
で、
そのまま21世紀とは思えない文通
が始まったw
東京都を挟んで反対側の
県だったが、
「会って食事でもしましょう」という
話になるまで
半年くらい手紙のやりとりした。
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年がかなり離れてたので、
頑張って俺の話題に合わせてくる嫁が
すごくいい娘に思えたし、
会わなかった分、俺の中で美人の
イメージが増殖して勝手に惚れたw
実際に会って、記憶とそんなに
違わない可愛さだったので安心した。
4年前の話。
新婚で、いまのところ桃色の生活送って
ます。
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