馴れ初め話

【馴れ初め 気団】嫁は純粋で、2回目のデートで覚悟を決めてきた彼女の初めてを・・・

 

嫁は純粋で、2回目のデートで覚悟を決めてきた彼女の初めてを・・・

 

 

 

 

職場にちょっと気になる女性がいたが、

その女性は彼氏に二股かけられて

振られてある日オレの目の前で

手首を切り

そのまま入院→退職となる。

 

オレ自身も過去に付き合ってた

女性から二股かけられて

振られた経験があったから

どうして何の力にもなってやれなかった
んだろうと

しばらく自分を責めたりもした。

 


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嫁と出会ったのは、

無力感に苛まれひたすら凹みまくる
日々から

ようやく立ち直りかけた頃。

 

事務所でパソコンを叩いている

オレの所へ、上司に職場内を

案内されて嫁がやって来る。

 

黒髪ショートにメガネの彼女は

モロに自分の好みのタイプだった。

 

滑り込みでウチの職場へ

就職を決めた彼女、

その年の新入職員女性4人の中で一番
可愛かった。

 

連絡網を作るのに彼女らに

電話番号を聞いて

「私ケータイないんです~、

天然記念物なんです~」と

笑顔で言われた時は

「マジでこの娘カワイイかも」と思
い始めていた。

 

その後夜勤が一緒になったり

飲み会で隣同士になったりして

少しずつ打ち解けていき

彼女も多少ヲタな気質があり、

お互いの趣味の話題などで

盛り上がるようになっていった。

 

 

 

 

価値観も合い、見た目もタイプ。

 

胸がないことさえ目をつぶれば

まさに理想の女性だった。

 

彼女が携帯を買ったと聞いた時は

最初に彼女のメアドをゲットして

喜んだものだ。

 

オレが飲み会で飲みすぎて

ブッ潰れて記憶をなくした時が

あったのだが、

彼女がかいがいしくオレの介抱を

してくれていたと

後で同僚に聞き嬉しかったのを覚えて
いる。

 

後で聞いた話だが、

彼女はオレの事を以前から知っていた
らしい。

 

どういうことかと言うと、

オレはとある雑誌の読者コーナーの

常連投稿者だった。

 

そして似た趣味を持つ彼女も

その雑誌の読者であり、

オレの投稿も楽しんで見ていたらしい。

 

ウチの職場では広報紙を

発行していて、オレもそれに

携わっていたのだが、

オレがその雑誌で使っていた

ペンネームをそのまま使用して

記事を書いてるのを見て嫁は

「ああ世間ってなんて狭いんだろう」と
思ったという。

 

そんなこんなで二人の仲は

接近していき、出会いから

3ヶ月経ったある日オレから

交際を申し込む。

 

彼女の中で返事は

決まっていたそうだが

何故か返事は2日待たされ

OKをもらう。

 

初のデートは山上にある遊園地。

 

6月とはいえ山の上は寒く、

おまけに途中で雨まで

降ってきて散々だった。

 

仕方なく地元に帰って

ボウリングをして、

自分の部屋へ連れてきて二人で
ゲームをしてすごした。

 

ゲーマーでガノタだった彼女は、

オレの部屋にある大量の

ときメモグッズを見ても引かなかった。

 

付き合い始めて約1ヶ月で仲良くにこぎ
つけた。

 

彼女は純粋だった。

 

オレ自身も女性経験は少なく、

純粋相手に上手くできる自信は

あまりなかった。

 

「不安?」と聞くと

「正直ちょっと怖い」と言うので、

ここは優しさを見せておくところだろう
と思い

「なら今日はここまでにしとこう」と

途中でやめておくことにした。

 

次のデートの時に覚悟を決めてきた彼
女の初めてをいただいた。

 

血はそんなに出なくてホッとした。

 

最近になってその時の事を聞いてみた。

 

「なんて自分を大事にしてくれる

男性なんだろう」とでも

感激していたのではないかと思っていた
が、

「あんなにア〇コをパンパンにしてるの
に自分のせいで

途中で我慢させてしまった」と、ひたす
ら申し訳なく思っていたらしい。

 

付き合い始めて半年経った1月、彼女の
両親に会いに行く事になった。

 

特に深い意味はなく、

「お付き合いさせてもらってます」との

報告と年始の挨拶のつもりだった。

 

その前の晩、

二人で外食に行ったのだが、

隣の席の親子連れがなんとも微笑まし

子供好きなオレはニコニコしながら

眺めていた。

 

食べながらオレは彼女に、

結婚した従姉が正月に子供と一緒に

来てて叔父さんが

デレデレだった話をしたりした。

 

何故か彼女の顔は曇りがちだったが

オレは「安い焼肉だから美味しくないの
かな」

くらいにしか考えなかった。

 

翌日、オレの部屋で今晩ご両親に会い
に行く話をしていると

突然彼女が泣き出し始めた。

 

「実は私、子供ができない身体かも知れ
ないんだ」と言う。

 

オレは驚いたが彼女の話を聞く。

 

彼女は泣きながら高校の時から

自分には自然には排卵がないこと、

薬を飲んでも3ヶ月か酷い時には

半年に1回くらいしか

生理がこないことを話してくれた。

 

「私は人を好きになったらダメなんだっ
てずっとずっと思ってた」

 

「こんな話をしたら○○君私から離れて
いっちゃうと思って

怖くて言えなかった」

 

「でも私は○○君が好き!

離れたくないよ!」

 

まさか今日そんな話をされると思ってな
かったオレ仰天。

 

真っ白になった頭を必死に働かせ

子供が欲しいから結婚相手を

探してるのか、

それとも彼女が好きだから付き合って
るのかを一生懸命考えて

自分の中で結論出る。

 

キミが苦しい時にはオレも

一緒に苦しみたい、

キミが悩んでいる時はオレも一緒に悩
みたい。

 

この先つらい事があっても

オレがついてたら乗り越えられるだろ?

 

二人で一緒に歩いていこう。

 

こんな感じの事を一生懸命喋ったと思
う。

 

今こうやって書くと物凄く

恥ずかしいし多分後半からは

自分自身のセリフに酔ってたと思うが、

彼女は号泣しながら

 

「うん・・・うん・・・」と聞いてくれていた。

 

勢いというのは恐ろしいもので、

そのままその場で

プロポーズしてしまった。

 

彼女は涙と鼻水でグシャグシャになった
顔で

「私でいいの・・・?」と言ってくれた。

 

その晩、彼女の家へ挨拶に行く。

 

彼女のお父さんから

「で?将来的な事は考えたりしてる
の?」と言われ

 

まさか「いえ別に考えてません」という
選択肢があるはずもなく

 

「はい、できれば結婚したいと考えてい
ます」と答える。

 

お父さんと彼女の間で

「あの事は伝えたのか」

「うんもう言った」というような

やり取りがあり、門限やら何やらの

彼女の家のルールさえ

守れるなら好きなように

付き合ってくれてよい、

その上で貰ってくれるなら

貰ってやってくれ、ダメなら

そう言ってくれればいいとの事だった。

 

その後しばらくは順調にお付き合いを
続ける。

 

職場でも公認のカップルだったし、

オレは中古で一軒家を購入したりした。

 

オレが仕事で大ミスをやらかして

退職し、全く違う業種に就いて

心身ともに磨り減った時期は、

 

彼女が生活面でも精神面でも

とても大きな支えになってくれた。

 

その後慣れた業種で再就職を果たし、

落ち着いた頃に結婚式を挙げる。

 

前の職場のトップが主賓挨拶で

オレの事を「下ネタが好き」だの「オタ
ク」だのネタにしてくれて参った。

 

出会ってから10年になるが

今でも嫁さんの事が

大好きで大好きでしょうがない。

 

相変わらず子供はできないが、

毎回生で中田氏できるので

それはそれでいい。

 

オレの弟夫妻にはすでに子供が

二人いるので、

オレの両親にはそれで我慢して

くれと言っている。

 

先日職場の同僚の子供が

拾ってきた猫を引き取って

ウチで飼うことになり、

.嫁さんはあれほど楽しみにしていた
ゲームに

見向きもしなくなるほど猫を可愛がっ
ている。

 


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猫の前ではお互いの事を

「パパ」「ママ」

と呼び合うようになり、

「典型的な子供のできない

夫婦だよなあ」と笑いあっている。

 

めっちゃ吐きました。

 

他の部署の酒強い人と冷酒の一気飲み
競争してて・・・。

 

気づいたら自分の部屋で、

「あれ?オレさっきまで

焼肉屋におったよなあ?」 てなって、

同僚が数人で連れて帰ってくれてたらし
いです。

 

外に路駐してた自分の車の中には、

ゲロにまみれた上着がありました。

 

嫁にその時の事を聞くと

「べっ別に深い意味ない。

たまたま近くにいたから介抱してあげ
ただけだからね!」

だそうです。

 

 

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