馴れ初め話

【馴れ初め 気団】嫁を台風の夜、ずぶ濡れだったので泊める。で風呂上がりの嫁、Tシャツの襟元から見えそう・・・

 

 

嫁を台風の夜、ずぶ濡れだったので泊める。で風呂上がりの嫁、Tシャツの襟元から見えそう・・・

 

 

 

 

ヨメ、俺の自宅近くにある深夜営業スー
パーに高卒で入社して3年目。

 

俺、大学出て機械メーカー子会社の

メンテナンス会社に入って5年目。

 

メンテ会社は24時間体制のシフト勤務
で、

当時独身の俺はほとんど16~24時の
夜番。

 

手当もつくし仕事に文句はないんだけ
ど、終わると夜中の12時すぎ。

 

世の中と真逆の時間帯の生活で、

遊ぶどころか電話する相手すらいな
い。

 

 


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料理が好きなんで会社帰り、

そのスーパーにほぼ毎晩買物に立ち寄
る。

 

ヨメも似たような状況。

 

俺と出会う少し前に夜シフトの責任者
になってから、

毎日毎日自分の部屋と会社の

往復だけの尼さんみたいな

生活だったと。

 

結婚した同期(事務方・通常勤務)に

「彼女欲しいんなら出会いは自分から
探せよ」と言われるが、

自由時間が夜中と昼間だけで

誰と出会うんだよ、

俺が顔合わせる女の子なんか

スーパーのレジのあの子ぐらい…と

ちょっと意識しだす。

 

ヨメの方もほぼ毎晩店に来る俺の顔覚
えて、

この人、水商売じゃないみたいだけど

 

毎日夜中まで何の仕事してるんだろ?
と興味をもつ。

 

そのうち、会うたび軽く会釈などするよ
うになり、

ある時ヨメの方から俺の買物を

見て「カレーですね?」と話しかけてくれ
る。

 

 

 

 

女性とめったに話もしない生活なんで

ちょっと動揺(悲しい)しつつも

「カレーおいしいですよねー」と

ニコニコするヨメをけっこう

可愛いよな?と思ってしまう。

 

それがきっかけで、

レジで顔を合わせるたび

二言三言雑談したり、冗談言ったり
するようになる。

 

雑談しながらヨメがフリーであることも
確認する姑息な俺。

 

で、ある夜、他の客がいないのを確認し
てレジに並び、

意を決して声をかける。

 

「俺さんこんばんはー、お仕事おつかれ
さまでーす」

「ヨメ山さんもおつかれさん…あのさ、

ヨメ山さん今日仕事何時に終わる?」

 

「はい?」

「いや、迷惑かもしんないけど、…ヨメ
山さんともっとお話ししたい」

「…」

 

「…ダメ?」

 

「うーん、じゃあ2時すぎぐらいに上がり
ますから、裏口で待っててください」

考えたら俺すげえ不審人物。

 

深夜1時に「お話ししたい」とか我なが
らキモいが、

ヨメは毎晩こまめに買い物する俺を

見てて、まあ悪い人には見えないから、
とOKしてくれた。

 

待ち合わせしたはいいが

深夜2時に開いてる店も少なく、

深夜営業のファミレスで

遅い晩飯を食べる。

 

ヨメも友達と時間帯が合わない生活
で、会社の人以外と話すのは

久しぶりです、だと。

 

若い女の子なのに可哀想すぎだろ…。

意気投合して朝5時の閉店まで話し込
み、メアドと電番を交換する。

 

その後、毎日昼すぎに「起きたー?」と
かメールしあうようになり、

週2、3回ファミレスや居酒屋などで仕
事終わりの

深夜デートをする仲に。

 

でも毎回盛り上がった頃には

朝になっちゃうんで、

色っぽい展開にはなかなか持ち込めず。

 

店出たら通勤の人が歩いてたりするん
だもん。

 

3ヶ月ぐらいして台風が来た夜のこと。

 

会社からずぶ濡れで帰宅したら、ヨメか
らメールが来てる。

 

「原付で帰るの無理そうなんで、今晩泊
めてもらえませんか」

 

夜はヨメの他に2人ほどバイト君がいる
んで、

帰れない連中がまとめて泊まりに来る
んだろうと

部屋を片付けて迎えに行くとヨメしか
いない。

えっマジっすか?

 

二人きりっすか?それなんてエゲ?とか
頭ぐるぐるしながら、

暴風雨の中、ヨメを部屋へ連れて帰る。

 

二人ともずぶ濡れだがヨメは着替えも
ないんで、

俺のTシャツと短パンを貸してシャワー
浴びてもらった。

 

風呂上がりのヨメは肌が上気してるし、

ノーブラで意外に立派なぱいだし、

 

「図々しくすいません、本当にありが
とうございました!」と

頭を下げると男物のTシャツの

襟元から中が見えそうだし、

短パンからは白い太腿だしで

まあけしからんほど色っぽかった。

 

頭の中はピンク色全開だったが、

ヨメがあんまり無防備なのと、

こういう状況になったからって

すぐ手を出すのは男としてダメだろ!

という考えで、「よし明日も仕事だし

寝よっか!ヨメ山さんこっちで寝てね!

 

俺あっちで寝るわ!」 と事務的に言い
切って客用の布団を敷く。

 

俺は枕とタオルケット持ってキッチンへ。

 

電気を消す。外の風の音がすごい。

 

悶々としながらも仕事疲れで眠くなり、

うとうとしてたら

ヨメが話しかけてきた。

 

「俺さん、起きてます?」

「…ん、どうしたの?」

「…あの、風がすごい強くて怖いんで、

こっちで一緒に寝てもらえませんか」

 

負けないでボクの自制心!とか思いな
がら、ヨメの布団のそばに横になる。

 

「台風すごいー」「大自然怖いよなー」と
か話しているうち

会話が途切れた。

暗い中、ヨメがこっちをじっと見て

「…俺さんって良い人ですよね」

 

「…いや、白状するとヨメさんかわいい
から、

自制心がすっげえ戦ってるの」

「…」

「…」

「…」

「…いいの?」

 

ヨメがちょっとうなずいたのを見て、自
制心終了。

なるようになってしまった。

 

ヨメは覚悟もしてたけど、

俺がいきなり押し倒したりしなかったこ
とが嬉しくて

 

「この人いい人だ!この人なら大丈
夫!」という気になったんだと。

やせ我慢はするもんだ。

 

それがきっかけで、2DKの俺の部屋で半
同棲みたいなことになる。

 

一緒に暮らしているのが義父にバレて

ぶん殴られたり、勢い一発で

プロポーズしたりで去年の春に結婚。

 

子なし・共稼ぎ・夫婦で昼過ぎに起きる

逆転新婚生活を絶賛継続中。

 

義父はガタイよくて、カラテ映画の倉田
保昭に似てる人。豪快。

 

同棲始めて1ヶ月ぐらいの頃、

隣県住みの義父が仕事のついでに

予告なしでヨメ宅を訪問。

 

ヨメが帰って来ないんで

心配になった義父、

ああヨメは夜勤だったなと思い出し、

ヨメの仕事が終わるころに勤め先に
やってくる。

 

店から出てきたヨメに

声をかけようとしたら、

怪しげな若い男(俺)がヨメを迎え
に来て、

二人で知らないマンションに入っていく
ではないか。

 

 


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頭に血が登ったお父さん、

エレベーター前でその怪しい男を

とっつかまえて「何だお前は!」と

言いながら右メガトンパンチ一発。

 

俺、何が何だかわからず鼻血出して

呆然。

 

ヨメが「お父さん!」と止めるのを見て
やっと事態を把握する。

 

通りかかった他の住人が警察呼びましょ
うかとか言い出したので、

カンカンに怒ってる義父を

ヨメが泣きながらなだめ、

俺の部屋へ連れて行く。

 

怖い顔の義父の前で、

俺、正座して申し開き。

 

俺「初めまして俺中と申します、

○○という会社で

こういう仕事をしています。

 

ヨメ子さんとお付き合いさせていただ
いています。

 

…実はもうここで一緒に暮らしていま
す、ご挨拶もせず

申し訳ありませんでした」

 

鼻にティッシュ詰めてたからフガフガし
て喋りにくかった。

 

そしたら義父が俺を睨みながら

倉田「そうか。殴って悪かった。

俺中くん…遊びじゃないんだろうな?」

 

俺、ちょっとカチンときて「遊びじゃない
です。

結婚したいと思ってます」と言ってしま
う。

 

それまで結婚の話とかしたこともなかっ
たんで、

ヨメは「え!?」と動揺。

 

倉田「ヨメ子、おまえはどうなんだ」

 

ヨメ「あ、あたしも大丈夫」と意味不明
な返答。

 

義父の表情が柔らかくなる。

 

倉田「よしわかった!俺中くん、ヨメ子と
一度ウチにきなさい!

お母さんに会ってもらわんと!

 

俺中くんのご両親にも

ご挨拶しないとな!」

 

倉田「じゃあ父さん明日も仕事だから

帰るわ。

 

ヨメ子、俺中くんの顔冷やしてやれ」

 

そのまま帰っちゃう義父。

俺と嫁ポカーン。

 

ヨメは「ごめんね」って何度も謝りなが
ら、

氷水いれたビニール袋で

俺の顔冷やしてくれた。

 

俺「…さっきのは、お父さんが怖くて言っ
たんじゃないから」

 

ヨメ「…マジで?」

俺「マジです。結婚しようよ。ヨメ子がよ
ければだけど」

 

ヨメがぎゅーっと抱きついてきた。

 

翌朝起きたら顔の左側が

パンパンに腫れてて、

会社で「彼女にボコられた」

と笑われる。

 

一応フォローすると、

義父はものすごく子煩悩な人なんで

つい手が出てしまっただけで

(結婚式で号泣してました)、

 

結婚した今では、俺も息子みたいにか
わいがってもらってます。

 

 

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