馴れ初め話

【馴れ初め 気団】嫁は3年半でお目出度退社。「私は内助の功で実力を発揮するタイプ」と・・・

 

嫁は3年半でお目出度退社。「私は内助の功で実力を発揮するタイプ」と・・・

 

 

 

 

小声でこそこそした会話だった。

 

俺「僕たち、どうしましようか?」

嫁「…どう?って、別に取らなくて良い
ですよね」

不満そうだった。

 

俺「…そうだよね、ちょっと残念だけれ
ど」

嫁「?」なぜだが目を輝かせて

 

俺「あ、プリクラって取った事ないんだ」

嫁「え~、本当なんですか?」馬鹿にし
たようだった。

 

 


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俺「…付き合い狭いんで」

嫁「…」ふーんと値踏みするような流し
目で。

俺「…一緒に取ってくれる?」

 

嫁「しょうがないですねぇ~」やけに嬉し
そうだった。

 

大学2年生の時、

サークル仲間(全員男3人)と

繁華街を歩いてたら、

その内の一人の妹と

その友達グループに出会った

(全部女3人)。

 

もう一人の男がその妹と

面識があるらしく

勝手に盛り上がって嫁以外の

女性陣から一緒に遊ぼうとなって、

適当にカップルになり

ツーショットプリクラを取り始めた。

 

上はあまりものになった俺と嫁の会話。

あまりもの同士お互いを

尊重すれば良いとおもうが。

「しょうがないですねぇ~」から

付き合い結婚した嫁は

 

3歳下なのだが出会いから

今に至るまで

俺に対してずっと上から目線である。

 

ツンデレなのいかなぁ?

自分勝手なだけかも。

 

 

 

 

詳しくする内容は

特にないんだが続きを書くと

 

その後みんなでカラオケ行って

連絡先を交換したら

 

嫁からどんどんメールが来て

適当に返事してると

勝手に予定を入れる。

 

誕生日とか、クリスマスイブとか、

バレンタインとか、

 

押さえるべきイベント日には

必ず付き合わないと怒り出す。

 

高3になる前の春休みに

自分から俺のアパートまで来て、

勝手にベッドに座って

パンパンと布団を叩いて

隣に俺を座らせ寄りかかってくる。

 

そこまで積極的なのに

ファーストキスをしようとすると

「イヤ!」と言って

「気持ちが知りたい」と言い出す。

 

適当に「愛している」とか言ってやれば

「信じたいけれど」とモジモジしだす。

 

面倒くさいと思いながら

話を聞いてやれば、

「旦那様になる人と以外とは

駄目だと思う」

 

そしてまた「気持ちが知りたい」

根負けして「就職したら結婚したい」と
言ってやっとOK。

 

当日に最後までいった。

 

なんかこれがプロポーズのようだが

随分後になって正式なプロポーズを

要求された。

(さも当然のように誕生石のついた

指輪を買わされた)

 

行為付きの交際が良くなかったのか

高3の時の嫁は大学の

受験勉強をろくにせずに

 

アパートに来ては俺の

就職活動を細かくチェック。

 

当然の事秋には大学進学を諦め

結局経理の専門学校にいった。

 

専門学校に入った後は

さらに俺の就職に関心を持ち出して

本命の最終面接の時は

前の晩から泊り込み、

着ていく予定だったシャツと靴に

駄目だしをして

 

一緒に買いものについてきて

見立ててくれた。

 

幸いそこに採用されたんだが、

嫁は「全て私のおかげ」と主張。

 

二言目には「感謝が足りない」

「恩返ししてよ」。

 

専門学校で簿記の資格をとれたので

一度はちゃんと

就職したんだが3年半で

お目出度退社した嫁は、

 

「私は内助の功で実力を

発揮するタイプ」と

 

専業主婦(+若干のアルバイト)だ。

 

容姿も平均値で俺にたいする態度も

悪いが、

 

不思議と俺が仕事で

行き詰っている時には

大抵気付いて心配してくれるんだ

(心配するだけだが)。

 

案外自己申告通りに嫁は

「旦那思い」なのかも知れない。

 

 

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