馴れ初め話

【馴れ初め 気団】可愛い子ばかりで、彼女のいない俺と先輩は下心を抑えるのに必死・・・

 

可愛い子ばかりで、彼女のいない俺と先輩は下心を抑えるのに必死・・・

 

 

 

 

4年前の8月、

就職した個人経営の自転車店で

社長が提案した

ツール・ド・フランスごっこをするため

 

関東近県の峠を走る遊びを

社長と俺と先輩の3人でしていた

 

先輩がエースで俺がサポート、

社長が監督兼メカニックになりきって

山岳ステージと称した埼玉の峠を

走っていたら

 

当時女子大生の嫁が女友達2人と

ヒルクライムの途中で

 

 


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嫁のロードのチェーンが

切れて困っていた所に遭遇した

 

東京から自走で来て辺りは

田舎道だし自転車屋も知らないと

途方に暮れていた

 

予備チェーンを持っているか

社長に聞くと

 

8速から11速のチェーン全てあるとの

ドヤ顔

 

俺達は少し坂から下った所にある

駐車場まで下ろして

嫁のロードバイクの修理を始めた

 

 

 

 

作業スタンドを出してバイクを吊って

スプロケとクランクから

チェーンのコマ数を計算して

他の不具合箇所を調べて

調整して15分程度で

全ての作業を終わらせた

 

嫁は涙目で神様だと

大喜びして握手してきた

 

ついでに友達2人のロードバイクも

メンテナンスした

 

3人して格好良く去ろうとしたが

嫁たちがどうしてもというので

 

近くのファミレスで昼飯を

ご馳走になる事になった

 

嫁が俺の横を歩く→

風で髪の毛が俺の方にフワー。

嫁が俺の前で屈む→

ブラチラ&谷間がバーン。

→陥落。

 

嫁たちは大学で自転車同好会を

立ち上げていて

部員が3人しかいないので

ゆるく楽しく休みの度に

100km程度のライドをしていて

 

今回はヒルクライムを混ぜた

ライドの途中のトラブルだったらしい

 

少し可愛い子ばかりで

彼女のいない俺と先輩は

下心を抑えるのに必死

嫁たちが俺達は何をしているのかを

聞いて来た時に社長が格好良く

答えた

 

社長「俺はプロコンチテンタルチームに
この2人を入れたくてね、

自転車屋で働く傍らで

トレーニングしてるんですよ」

もちろんこれは社長の出任せ

口が裂けてもツール・ド・フランスごっこ
とは言えない

 

だけど嫁たちは信じて

凄い凄いと目をキラキラさせていた

 

トラブルがあればいつでも

連絡をして欲しいと

 

名刺と携帯の番号と

アドレスを交換して嫁たちは帰宅

 

俺たちはまたごっこを再開した

そのトラブルから1週間後に

今度は嫁たちが自転車で

ショップに来てロードバイクの

セッティングを見てほしいと

依頼してきた

 

俺たちは希望を聞きながら

フィッティングを行って

 

嫁たちはその帰りに来週末の

ロングライドで一緒に走りましょうと

誘ってきた

 

俺たちは内心ガッツポーズしながらも

社長に伺いを立ててOKの返事をした

 

そこからまた週末になるまでが

凄く遠く感じたのをよく覚えている

 

会って話すことと言えば

自転車の事ばかり

 

嫁は同好会の中では

少し引かれる位の自転車好きで

 

グランツールは当たり前として

他の海外レースを

欠かさず見ている位の

マニアっぷり

 

プロ選手の知識は多分

俺より上だった

そして嫁は料理が上手くて

栄養学専攻もあって

 

体づくりに適した食事も

勉強の一環だと言って

よく作ってくれた

 

出会った年の暮れの時

ふと告白したかしないかの話になり

嫁が今ここで改めて

告白しなさいと命令してきた

 

酒の勢いがあって嫁は

早く早くの連呼俺は恥ずかしさのあまり

ボソボソと好きですと言ったら

 

ほっぺたをムギューっつねってきて

「男ならはっきり言いなさいよ!」と

怒られた

 

その後は腹くくって好きです!

世界で一番好きです!と言ったら

 

「よし、よく言えました」と

頭をナデナデしてきた

 

その日は二人で盛り上がって

する所までしてしまった

 

その次の日には出会った時の話になって

嫁は俺がプロ選手になるという話を

信じていた事を思い出し

 

そこでプロ養成は社長の出任せで

社長と先輩とで

 

悪乗りしてツール・ド・フランスごっこを
していたと話したら

「え、何それ。超面白そうなんだけど」の
一言で食いついてきた

 

来年5月の大型連休に

ジロ・デ・イタリアごっこをする

予定だと言ったら

是非参加すると意気込んだ

 

そこから5月のジロ、8月のツール、

9月のブエルタのごっこ遊びに

嫁が参加するようになった

 

毎週の150kmのライドを

嫁がこなせるようになってきて

 

自転車は俺が整備して

色々カスタムしてあげた

 

こんな調子で働いて

遊んでを繰り返して

 

今年の3月に入籍して

6月に結婚式を挙げた

 

ちなみに嫁友達のひとりは

俺とごっこ遊びをする先輩と

最終的には付き合って結婚

 

もうひとりも先輩の知り合いの

自転車乗りと結婚した

 

今年のごっこ遊びは6人で

楽しく走れた来年もまた

懲りずにやるつもりです

 

嫁の家までショップから車で

20分位らしいのだが

少し寝ぼけている嫁の

道間違いもあって40分弱かかった

 

嫁は車中で今日のライドで

150km走れた事が嬉しかった事と

俺が最後尾でサポートしていた事が

凄く頼もしかったと言ってくれた

 

俺は心の中でガッツポーズしながらも

当たり前の事ですと冷静に返した

 

マッサージの時にもしかしたら

襲われちゃうなんて事も

考えたらしいが俺達が

明日にダメージを残さない為に

懸命なマッサージをしてくれた事で

自分にやましい気持ちがあったのが

許せないと何故か謝ってきた

 

俺は普通に考えたら会って

数回の女の子にマッサージなんて

しないよなーと思いながらも、

俺にもそういう素振りがあったら

ごめんなさいと謝り返した

 

嫁の家に着いて車から

バイクを降ろして組み上げると

 

嫁は今度は2人で走ろうと

言ってくれた

 

俺は是非お願いしますと答えて

その日は別れた

 

翌日から嫁とメールのやりとりが

始まって

昨日のブエルタがどうだったとか

今度休める日はいつかとか

 

自転車カップルらしいメールを

やりとりした

 

ショップでは社長がニヤニヤしながら

チェーンを積んでた俺に

感謝しろよーと言ってくるし

 

先輩は嫁友達にフられたらしく

俺を見る度に君は爆発したまえと

言われる始末

 

毎週とはいかないが週末は

嫁とライドするようになって

 

2ヶ月もしないうちに自然と

お互いの部屋を

行き来するようになった

 

 

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