嫁は中学当時ほっそりした美人だったが・・・
嫁と初めて会ったのは
幼稚園年中の頃。
幼稚園バッグを親の車の中に忘れて、
園門の前で
泣いていた俺に声をかけてくれたのが
始まりだった。
クラスは別でその時は
それで別れたんだけど、
実は兄同士が小学校で
友達同士だったので、
そこそこ遊んだりするようになった。
まあ、俺は彼女をすぐに
好きになったせいで
意地悪したりするように
なったもんだから
良い関係とは言えなかった。
小学校の最初のうちは
同じクラスだったけど、
以降はクラスは別々になり
だんだん疎遠になっていった。
中学でクラスが一緒になった年もあった
けど、
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あまり話さないまま
卒業まで行ってしまった。
ここまでが前提。
卒業してから十年後ぐらい。
俺は大学を出たけど、
なんとなく地元で
フリーターをやっていた。
20代も半ばで出会いもなかったから
結婚も諦め始めてた。
まあ、その頃やたらと嫁の夢を
見るような時期があったの。
別に気にもとめてなかったんだけど。
ある日のこと、嫁の母親が
バイト先に来た。
久しぶりだったのでそこそこ話をした。
普通に世間話をしてたけど、
嫁がすでに結婚したみたいな
話が出てくるんじゃないかって
ヒヤヒヤしてた。
俺はまだ嫁のことが好きだったのだ。
しばらくすると、嫁の母親が、
嫁について話し始めた。
どうも嫁は高校卒業後、
専門に行って就活したらしいんだけど、
いろいろうまくいかなくて
引きこもりになってた。
それで何故か、嫁母が俺に
一度嫁に会ってほしいみたいなことを
言い出した。
俺もいい年してフリーターしてたし
ピザってたから
情けなくて一度は断ったんだけど、
どうしてもって言うから
後日会いに行った。
嫁は中学当時ほっそりした美人でね、
見る影もなかった。
で、俺が誰かわかった時点で
何故か泣き出した。
実は嫁も昔から俺のことが好きで、
俺に情けない姿を見られたのが
恥ずかしくてたまらなかったらしい。
俺はここで嫁母に呼ばれた理由を
理解した。
その後、外に出て少しだけど話をした。
最近嫁の夢をよく見ることや
俺も昔から好きだったということ。
俺の恋心は複雑だったが、
あっちは大層喜んでくれて、
とりあえずまずはお互い痩せて
社会復帰しようということになった。
まあ、このへんは勢いだったけど。
引きこもりというから
部屋に閉じこもってるのかと思ったが、
家から出ないというだけだったので
割とすんなり会えた。
でも会った瞬間ショックを受けたね。
嫁、かなり太ってた。
当時身長175cm体重95kgの俺が
普通に見えるぐらい。
翌日から、バイトの時間以外
食っちゃ寝してた自分の生活は、
朝・嫁とランニング、
昼・就活、夜・バイトという風に
規則正しく修正された。
その数ヵ月後、お互い何とか
定職に就くことができた。
それでもランニングは続け、
再会してから一年ちょいかかって、
お互い標準体重までこぎつけた。
それで、その後プロポーズして
結婚に至りました。
嫁さんがオメデタ発覚したので
記念カキコ
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